ベッドサイドの看護
特異な精神症状を呈した患者への看護過程—てんかん患者の場合
千葉 秀子
1
1北海道大学医学部付属病院精神科神経科看護管理室
pp.322-329
発行日 1973年3月1日
Published Date 1973/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916594
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現在当科では,より新しい看護計画の実践というテーマに取り組み,当院の特徴を生かした独自のものを作り出そうと努力している段階である.
これまでは,明確な看護計画が十分でないままに,対症看護に重点がおかれた看護行為が行なわれていた.その中から,特異な精神症状を呈し,長期間の入院生活の後に回復して,現在も外来通院中であるてんかん患者を例として取り上げ,その看護過程を分析し,これからの看護活動に役だてていこうという試みがなされた.
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