連載 看護の原点“助力論”・2
若い母親Aさんの人間的悲劇(1)—わたしたちの援助的能力は低い
大段 智亮
1
1看護人間学教室
pp.228-233
発行日 1973年2月1日
Published Date 1973/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916578
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夏のある日の電話
46年の夏のことです.忘れもしません.5月9日に発病したのです.ちょうどその日は,兵庫県立厚生専門学院の保健学科に集中講義に行っていました.
‘どうもからだの調子がおかしいな’と感じながら,朝10時から夕方5時までの学習を済ませて帰りました.
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