ベッドサイドの看護
会陰切開部の疼痛緩和のための看護
加藤 千賀
1
1盛岡赤十字病院産科病棟
pp.1582-1586
発行日 1972年12月1日
Published Date 1972/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916515
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1日の安静後,歩行,授乳を始める時期に切開部の疼痛を訴える褥婦が多くある.
疼痛があるため排泄をがまんすることが原因で,子宮復古の遅れ,疼痛があるため,不眠や創部ばかり気になるといったことが原因で,乳汁分泌不良,育児への熱意の欠如といった問題がおきてくる,私たちは褥婦に肉体的苦痛を軽減させ,育児に専念できるように指導援助していかなければならない.
Copyright © 1972, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.