水野肇対談
看護・人間・アート
日野原 重明
1
1聖路加国際病院(現在,内科)
pp.1302-1313
発行日 1972年10月1日
Published Date 1972/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916457
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看護学の確立と看護部門の独立が叫ばれ,専門職としての看護婦が強調されている.しかし,もう一度,看護とはなにか,という原点にもどって考えるとき,自分で病気を体験しなくとも,たとえば痛みを訴える患者に対しては,その痛みを本当に理解し,ケアすることができるような看護婦が求められているのではないだろうか.看護がサイエンスとしてだけでなく,アートにまで高められることを理想として,看護教育のあり方を話し合っていただくと…….
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