ベッドサイドの看護
胃切除(部分的)術後の看護のポイント
北村 光子
1
1淀川キリスト教病院外科病棟
pp.1013-1017
発行日 1972年8月1日
Published Date 1972/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916404
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全身麻酔によって行なわれる胃切除術の患者の場合,術後合併症を未然に防ぐことにより,その経過を順調にかつ,早い回復へと向かわしめることができる.
ここでは,日ごろ行なっているケアの中から術後合併症を未然に防ぐことにポイントをあてて,呼吸器合併症の予防,異常の早期発見,摂取,排出の管理,という内容について記述したい.その他,胃切除術後患者の看護については,苦痛の緩和,創部の清潔,早期離床,食事指導,退院指導など,多くの問題点があるが,ここでは割愛することにした.
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