地域性を生かす看護

　大学病院は関連病院なるものをもっている．医師の教育と患者の継続医療を行なうための病院である．大学病院と関連病院の間で一貫したよりよい継続医療・継続看護を施すためにお互いの情報交換や症例検討の会がしばしぼもたれている．その過程で感じたことである．

　大学病院など大病院では高まいな理想をかかげ将来の看護を論じ合いつつ，その実看護上種々な規制を設け患者を一律に規則という一定の枠にはめ込んでしまいすぎているのではないだろうか．