話し合い ほんやく「子どもの致命的な疾患に対する不安度」を読んで
致死的疾患を持つ子どもの不安
高階 経和
1
,
藤本 佳代子
2
,
窪田 幸子
3
,
石本 富子
4
,
中野 智津子
5
1神戸大学医学部・淀川キリスト教病院循環器科
2高階心臓病クリニック
3淀川キリスト教病院小児科病棟
4兵庫県立こども病院感染病棟
5兵庫県立こども病院幼児病棟
pp.29-43
発行日 1971年10月1日
Published Date 1971/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916146
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高階 きょうは子どもの致死的疾患あるいは致命的疾患に対する不安度ということについて話したいと思います。この文章を読みまして,確かにいままでのものと違ったずいぶん異質なものを感じたんです。とくにこれは小児科のナースの方々が,実際に,これから死ぬかもしれないという患者さんを扱っていらっしゃる場合に,一体どういうふうに看護婦さんとして疾患をハンドルしていらっしゃるか,あるいはマネージしていらっしゃるか,そういうことをぜひ伺いたいと思い,小児科の方々にきていただいたわけです。
まずこれを訳された訳者の立場として藤本さん,全体を通じて感想をまとめてください。
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