特集 看護者の原点はここに
〈看護反戦〉は主張する
高野 紘子
,
合田 静
,
権田 弘子
,
蓮見 博子
,
山本 典子
pp.10-29
発行日 1970年8月1日
Published Date 1970/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914969
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何ゆえの反戦なのか
司会 すてに「朝日新聞」とか「朝日グラフ」などで一般に紹介されていますけれども,本誌では,看護反戦ということで紹介するのは初めてですので,簡単に,いつ,どこで,何を目的にどういうことをやってきたのかという紹介をまずしてください。
高野 看護反戦のたたかいを一言でいえば,日々の労働のなかでいつも踏まえている看護思想,“患者の代弁者”としての姿勢をいかにして貫いていくかということであり,“人間の命を守り育てる”という単純明解な看護命題を,いかにして現実のものにするか,私たちのものにするか,ということなんです。
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