研究レポート
看護倫理を考察する
宇野 冨美
1
,
上谷 智子
1
,
小林 茂代
1
,
高崎 道子
1
,
中村 妙
1
,
若沢 良子
1
,
山田 要子
2
1北海道立衛生学院看護婦第二科
2看護婦第二科
pp.93-101
発行日 1969年12月1日
Published Date 1969/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914721
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新カリキュラムになってからは,職業調整という言葉は表面から姿を消し,内容については,看護学総論のなかに統合されましたが,本質的な考え方は,変らないと考えますので,旧カリキュラムの職業調整の時間に行なった学生の研究をここに発表し,皆様のご批判をいただき,今後の教育に資したく存じます。
当衛生学院看護婦第二科(進学コース)においては,職業調整の時間を1年次15時間,2年次30時間,計画しております。1年次は,前期に専門職業人としての看護婦のあり方を講義方式で学習させ,2年次には,後期に学生のグループ学習を中心に専門職業看護婦について,再度多角的に認識させ,社会との相互関係を知り,今後の生き方を学ぶ目的で,学習計画を実施いたしました。具体的な研究の進め方としては,教師による研究のオリエンテーションに2時間,学生の研究時間22時間,発表6時間としました。1学級49名の学生を6グループに編成し,それぞれ任意に主題を選択し,研究を進めました。
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