医学と看護
再生不良性貧血の看護
小倉 デン
1
1国立栃木病院内科
pp.36-38
発行日 1969年12月1日
Published Date 1969/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914705
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はじめに
再生不良性貧血は一般に稀有な病気とされておりますが,原因不明の再生不良性貧血は,日本では欧米より多いといわれております。当国立栃木病院内科病棟にも110床中5名の再生不良性貧血患者が入院しております。
症状としては,一般貧血症状と血小板の減少により出血性素因が現われ,一般に予後は悪く,時には経過が長く14〜15年にも及ぶことがあります。
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