看護合理化用品特集 ディスポーザブル用品のいろいろ
ディスポを使ってみて
よい看護のためのディスポ化を
嶋田 節子
1
1武蔵野赤十字病院
pp.106-107
発行日 1968年10月15日
Published Date 1968/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914320
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近年,病院内で急激にディスポーザブル用品が愛用されるようになったが,医療施設だけでなく種々の企業体にも家庭内にもどんどん取り入れられていくようである。
終戦後,物資の不足していた時代には,何でも使えなくなるまで再生して使用するのが当然だったが,消費経済と言われるほど,物資が豊富で大量生産されるようになった現在,貴重な人材を費して再生使用するよりも,安価な材料を用いて,使い捨てにする方が,能率的にも経済的にも好ましいと考える傾向が強くなっている。今後,看護上にも,ディスポーザブル用品はますます浸透してくると思われるので,看護婦不足の現今,能率的にしかも患者に喜んでもらえるよい看護をするためにも,看護婦としてディスポーザブルに関心を持ち,うまく利用していかなければならないと思う。
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