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私たちのナース・ステーション—群馬大学医学部付属病院第二外科
根岸 登美子
pp.110-111
発行日 1968年12月1日
Published Date 1968/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914248
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私達のナースステーションは1フロアーの一番端に置かれている。看護の労力の面では中央に置かれる事が望ましいが病院玄関での面会の制限が十分できない現在では病棟の入口にステーションのある事は利点でもある。いずれはナースが面会者に制限脱明を要しない時がくるであろう。部屋は2室に別れて1つは記録,1つは処置室となっているが医師の数が多く狭い室に山積のチャート,手術標本を囲んで混雑は絶えないがまた私達にとっては一面楽しいステーションでもある。
一角に市外,構内の2台の電話ナースコールが置かれてあるが病棟全域に亘るスピーカーがあったならと思う。これについては是,否の意見がある。廊下側は全部素通しの硝子張りでナースの動きが一目で解り患者および訪問者は簡単に声がかけられる。こんな小さな事が看護面でとてもプラスになっている。
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