看護婦さんへの手紙
お世話になった看護婦さんへ
三宅 艶子
pp.13
発行日 1965年11月1日
Published Date 1965/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913769
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K子さん。他のみなさま。お元気ですか。今夜は夜勤ではないかしら,と今筆をとりながら考えています。
去年私が胆石で入院したときには,ほんとうにお世話さまになりました。私は「いい年をして」と笑われるほど我儘な患者だったらしく(自分ではいまだにそう思っていないのですよ。手術のあと麻酔がきれてきたとき,気分が悪いから,悪いといったまでだと思い込んでいます)それを皆様がよくして下さったと感謝しています。
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