ナースひとり世界を行く・5
スペインの街,看護あれこれ
菅 和子
1
1東京女子医大付属病院
pp.94-95
発行日 1967年8月1日
Published Date 1967/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913257
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イベリア半島の歴史
スペインの街を歩く前に,昔のイスパーニアをのぞいたほうが何となくぴったりすると思う。西洋史の復習をかねて—。
イベリア半島は8世紀以来イスラム教徒に支配されていたが,北部に住んでいたキリスト教徒が南下し,12世紀頃半島の半分を獲得,そのうちポルトガル,カスティラ,アラゴンの3王国が強大となり,1479年カスティラ女王とアラゴン王の結婚でイスパニア王国が成立した。王フェルナンドは,イスラム教徒の根拠地グラナダをおとし入れ,統一国家を完成した。
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