看護キャンパス
悲喜こもごもの軍病院勤務
日比野 路子
1
1華頂短期大学
pp.84-85
発行日 1966年11月1日
Published Date 1966/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912944
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敗戦後の一大決心
敗戦による空しさを傷痍軍人慰問などでまぎらせていた私は,このような状態のままで教育の場にあることも心苦しく,これではいけない,何とか前向きで生きていかねばならないと思い始めていた。
ちょうどその頃,新聞の求人欄に「進駐軍病院に日本人看護婦を求む」という一文が目についた。
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