特集 進歩した“眼科”のすべて
眼科看護の進歩
上田 貞枝
1
1関東逓信病院
pp.40-44
発行日 1963年11月1日
Published Date 1963/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912061
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最近,医学の進歩に伴って医療器械が新たに考案され,改良され,また次々と新しい薬品が治療に,検査に使われております。看護業務に携わる者にとりましては,こうしたことについて,いつも,じゅうぶんな知識と理解を持つことは,たいせつです。ここに取り上げたのは,全部が新しいことではないかも知れませんが,いちおうの心覚えのためにまとめてみました。
外来診療器具の取り扱い方
1.ゴールドマン氏投光現野計
従来の視野計と異なる点は,1)視野測定に考慮されるべき因子,すなわち視標の大きさ,明るさ,色,運動,被検眼との距離,背景の明るさ,被検眼の暗順応の状態など,これらの条件を統一して視野測定できます。今までのものは,この因子について,あまり考慮されておりませんでした。
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