FOR STUDENTS
あなたの時間管理は?—《自己診断テスト》
松浦 健児
1,2
1人事院職員局研修課
2横浜国立大学
pp.64-65
発行日 1963年4月1日
Published Date 1963/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911909
- 有料閲覧
- 文献概要
看護の職域で自己を改善するには,時間・場所・仕事などにとらわれることなく,自分の必要に応じて,自由な形で自己を研修してゆく伸縮自在な勉強法が必要である。学校や養成所での学習は卒業すれば終わるし,職場で与えられる教育は一定期間に限られているが,自己改善には,その人に向上心や学習意欲があるかぎり,終期がない。
勉強のための「時間」というものは,いつでも「そこにある」というものではない。それは,いつも自分で工夫をして,つくり出すべきものなのである。西洋のコトワザに「なにかをしてもらおうと思ったら,いそがしい人に頼め」ということがあるが,その理由は,多忙な人はいつも自分の時間を管理し,利用する術を心得ているからである。
Copyright © 1963, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.