特集 患者観察のポイント
内科重症患者の場合
内田 郷子
1
1聖ルカ国際病院内科
pp.13-16
発行日 1962年11月1日
Published Date 1962/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911769
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
重症患者ことに頻死の患者を取り扱うことは,看護婦として,今までの経験を生かし,技術を駆使して,人生の最後を静かに歩む人びとに慰めを与えることのできるのは,筆につくしがたいものがある。
しかし,それには細心の注意と深い愛情とをもって患者にあたり,家族と医師へのよき理解者,介助者として立ち回ることは当然要求されるし,また,やらなければならない事柄である。そこで,どんな点に注意をおいて看護にあたるか,具体的にあげて考えてみることにする。
Copyright © 1962, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.