特集 看護師のキャリアアップ
現場で役割を発揮する視点から
重症集中ケア認定看護師の場合
矢吹 道子
1
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院
pp.378-381
発行日 2003年5月1日
Published Date 2003/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100608
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日本看護協会認定看護師制度は,特定の看護分野において,熟練した看護技術と知識を用いて,水準の高い看護実践のできる認定看護師を社会に送り出すことにより,看護現場における看護ケアの広がりと質の向上を図ることを目的に発足された.
認定看護師の役割として,①特定の看護分野において,個人・家族または集団に対して,熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護を実践する(実践),②特定の看護分野において,看護実践を通じて,他の看護職者に対し指導を行う(指導),③特定の看護分野において,看護職者に対し,コンサルテーションを行う(相談),という三つの側面から,活動していくことを求められている.
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