グラビヤ 写真でわかる対症看護・7
運動麻痺
新藤 信子
1
1関東労災病院整形外科
pp.5-12
発行日 1962年10月15日
Published Date 1962/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911740
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関節,筋肉などは,一定期間運動を停止あるいは制約されれば,その部分の機能が退化するのみでなく,形態のうえにも変化がおこる。それが,神経麻痺,運動麻痺を伴う場合には,いっそう,その変形が高度となり,麻痺そのものよりも,変形による障碍がその機能のうえに大きな影響を及ぼす場合が多い。
このような患者を看護する場合には,他動的に運動させることはもちろんであるが,就床時の体位にもじゅうぶん工夫を要する。
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