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病気恐怖症の功罪
加藤 正明
1
1国立精神衛生研究所
pp.53-55
発行日 1961年12月15日
Published Date 1961/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911532
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一種のノイローゼであるかもしれないが,必らずしもそうとばかりはいえない人間の病気に対する防衛意識でもあろうか。近来,一般大衆に病気の知識が増しているだけに,病気恐怖に脅える患者たちの心理的な動揺には注意を払わねばならぬ点が多いようである。
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