看護研究会から
放射線科看護の最前線をさぐる—アイソトープを中心に
永井 輝夫
1
,
石井 喜久子
2
,
梅田 礼子
2
,
工藤 良子
3
1国立放射線医学総合研究所
2国立放射線医学附属病院
3日赤中央病院癌センター
pp.13-24
発行日 1961年10月15日
Published Date 1961/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911487
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個々の看護婦の看護体験はそれぞれに貴重なものです。それ自体が,一本の原稿にまとまれば他の多くの看護婦を益するでしよう。ただ,文珠の智恵でもありますまいが,何人かの体験がそれぞれの問題や不審を内包しながら一つの話し合いの場にもち出されたら,その客観性は更に高まるでしよう。専門の医師・研究者がそれらに正しい解答と方向づけを与えてくれたら,もつと確かな看護法のすがたが浮彫りされるのではないでしようか。
そんな看護の研究をもとうと思つて,第1回めは最も若い医学と看護の世界,放射線科をとりあげ,最前線にさぐりを入れてみました。
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