臨床検査とその介助・2
耳鼻咽喉科の諸検査法(1)
大沢 林之助
1
1東京逓信病院耳鼻咽喉科
pp.32-37
発行日 1959年8月15日
Published Date 1959/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910906
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耳鼻咽喉科はそれ自身既に特殊のもので,直接には見難い部位が多く,光線の助けをからなければならない。従つて常に光源(人工的)と,反射鏡とが必要である。この両者は耳鼻咽喉科の諸検査に当つてはまず不可欠のものである。
このことによつて想像されるように,それぞれに適応した特殊の検査用器械が必要であり,又,沢山考案され,用いられている。従つて耳鼻咽喉科には非常に検査用器械類が多いということが出来る。
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