講座
小児麻痺特に脊髄性小児麻痺の最近の治療
鈴木 次郞
1
1千葉大学整形外科学教室
pp.26-32
発行日 1956年5月15日
Published Date 1956/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910123
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まえがき
一概に小児麻痺と云つても,之れには脳性小児麻痺と脊髄性小児麻痺とに分けて考えねばならない。この二つは,その原因も症状も全く異つて居り,従つて治療も自ら異つている。
私は,今脳性小児麻痺の治療に就ては,一言触れる程度に止め,主として脊髄性小児麻痺の治療特に私共教室で行つている低周直角脈波電流治療に就て述べることにする。
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