Student's page 東京衞生病院看護学院
喜びと讃美の歌
小出 順子
pp.32-34
発行日 1956年3月15日
Published Date 1956/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910081
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「日暮れて四方はくらくわが霊はいとさびしよるべなき身のたよる主よともにやどりませ」 金曜日の夕,西に陽を送るころ病院からは,静かな讃美歌の調べが流れ出します。
病の床にある方に苦しみの中に希望の灯も消える思いでいらつしやる方に,只看護丈でなく,他にもつと何か与えることが出来たならと思いついたのが,讃美歌の贈り物でした。働きから解放され迎える安息日のため,心に喜びを持ちながら,私達は一つ一つの病室を訪問して行きます。
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