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看護重宝事典—燃料の知識(5)
沼畑 金四郞
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1東京文化短大
pp.44-47
発行日 1955年1月15日
Published Date 1955/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909732
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火鉢コタツへの使い方
木鉢への利用は殆ど炭以外にはない。練炭やタドンがあるが,火おこしなど厄介な点があり炭程利用されない。従つて火鉢コタツは先ず炭専用といつてもよい。
1.火鉢にも色々種類がある。陶器製,木製,金属製とあるが,何れもあまり高くなく懐ろの深いものが輻射熱をからだ全体にうけるに都合よく,又暖かい空気をよくこめてよろしい。その意味では炉の方が一層下から輻射熱が得られるのでよいわけであるが,唯火鉢コタツ共口径の大きい程火の燃え方も多く又距離の関係からも炭の量を多く要求する。
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