インタビウ
ICN常任書記ミス・ブリッジス—私の印象
前田 アヤ
1
1聖路加女專
pp.40-41
発行日 1954年6月15日
Published Date 1954/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909580
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温顔,大柄でゆつたりした態度,質素なみなり,始めてあつた人なのに,もうずつと以前からよく知つているような温かい心が通う感じの英国婦人である。去る4 13月日羽田で飛行機から降りて,出迎えの人々が集まつている方へ歩いてくる彼女に,「ミス・ブリッジス」と,大きな声で呼びかけたら,すぐよつてきて厚みのある大きな手で握手された。そのことによつて又一段と親しみのある友情が交流し始めた。
世界の看護婦協会が加盟しているICN(国際看護婦協会)の事務万般を一手に引きうけて,これを動かしている人とは思われない謙譲なふるまいである。日本看護協会から招待されていることをいつの場合でもはつきりと表明し,本協会会長に対しては誠に礼儀正しく応待される。
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