発行日 1953年2月15日
Published Date 1953/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661907244
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前號のむすび
(f)涼しい着方の問題 そこで結論として涼しい着方は,傳導性のよい涼しい材料を多孔質に織つて,通氣性に富んだものとし,開口性の大きい仕立て方をして着用すべきで,夏は肌に密着しないで室氣の對流によつて熱や濕氣を,放散させる方が有利である。
このため糊づけなどが,行われるわけである。しかし肌にぢかに着るものは吸濕吸水性のものが肌の清潔,乾燥等の衞生上より有利であつて,又これは再々洗濯して清潔に保たないと,不快なばかりでなく,通氣性も阻害されて,却て鬱陶しさを増すものであるから.それには洗濯に適した木綿ものが選ばれなければならない。10人程の人が列をなしていましたが,何を相談するのか1人長い時間をとつていた人があり30分程いらいらしながら突立つて待ちました。No.9の車で42番の坐席,10月29日午前8時15分發と切符に記入してもらって一安心,驛前に出て黄色のタクシーに乗込みました。ミス・バーターの住所を見せて連れて行つて下さいと頼みました。車は滑るように平らな補装道路を走り,折からさわやかなよいお天気でスーツでは汗ばむ位でありました。どんよりと曇った寒いミネアポリスから急に明るいすっきりしたロサンゼルスに來て気分が又すつかり變りました。
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