発行日 1948年7月15日
Published Date 1948/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906348
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公衆衞生保の國家的機關,看護婦の私的組織,公衆衞生保健に關心を寄せる多くの市民達及び保健婦を雇傭して居る各地の代理機關は,全アメリカを通じてすべての人に,凡ゆる場所で,ョリ良い健康を與へるための大きな貢獻をして居る。1947年には右の國家機關は,9,361名の看護婦と1,390名の一般會員(看護婦ではないところの)と360ケの代理機關とを擁して居た。
保健婦は人口の密集した都市であれ,郊外の町であれ,又は山間の僻地であれ,つまり彼等が必要とされる所ならどんな所ででも厭はずに仕事を續けるのである。又彼等は何ういう生活をして居るかにかゝわりなくすべての人々に奉仕するのである。餘裕のある家庭だつたら,保健婦を招んでも,之にかゝつた經費をすべて(といつても實は輕少な名義丈けの謝禮なのだが)支拂ふが家庭によつては,彼等が出來る丈けしか支拂はないところもあるし,又全然支拂能力のない人々に對しては,無料奉仕も行はれて居る。
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