看護學講座
基礎看護法
白井 怜子
pp.54-59
発行日 1947年12月15日
Published Date 1947/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906271
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患者を安樂にさせる方法
寢臺
患者に先づ必要なものは清潔な氣持のよい寢臺である。蟲の附かない鋼鐵製或はエナメル塗り鐵製のもので,裝飾のない輕く動かしやすい,消毒,掃除のし易い大夫なものがよい。患者の便宜許りでなく醫師,看護婦の働きに都合のよい高さと大きさも必要である。足の車輪は硬いゴム或はゴムのタイヤで作られた患者に動搖を與へず寢臺を動かせ得るものがよい。
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