2001フロントライン 看護研究
セルフチェック式:看護研究マニュアル
岡本 和士
1
1愛知県立看護大学(公衆衛生・疫学)
pp.830-842
発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906051
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はじめに
下記に示した項目は,研究計画の企画・立案するうえで最低限含めることが望ましい基本的要件です.これから先,これらの個々の項目ごとに詳しくチェックリストを設けましたので,その手順にしたがって,研究計画の立案を進めてください.なお本稿は,疫学的な視点から信頼できうる研究結果を得ることを念頭において記述したものです.そういう意味で読者のみなさんの目にはチェック項目の1つひとつが厳密に写るかもしれません.臨床看護婦として研究しようとしたとき,このすべてを守ろうとすると研究自体が成り立たなくなってしまうのではないかという危惧を抱かれる方もいるでしょう.したがって,参考にできる部分を参考していただき,少しでも多くの項目を研究計画のなかに盛り込んでいただけるような取り組みを期待するものです.
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