特集 ストーマリハビリテーション最前線
ストーマ造設・退院後の計画立案—在宅につなげるために
山名 敏子
1
,
高松 真樹子
1
,
山田 加代子
1
,
小林 了子
1
,
賀屋 仁
1
,
大塚 正彦
1
1川口市立医療センターストーマ外来
pp.825-829
発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906050
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本邦ではすでに高齢社会に突入し,平成12年度からは高齢者の自立支援のための社会保険として,介護保険制度が導入された.しかし,ストーマ保有者すなわちオストメイトであるという理由だけでは介護保険の適用にはならない1)ことは周知されている.当センターでもオストメイトの高齢化は課題となっている.特に在院日数の短縮化の流れの中で,とりわけ介護者が高齢の場合,セルフケア指導には,ストーマ外来や訪問看護部との協働・連携作業が不可欠となっている.そこで,本稿では在宅へつなげるための問題点や退院時看護計画のポイントを当センターストーマ外来の事例をあげて述べる.
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