特集 ストーマリハビリテーション最前線
ストーマサイトマーキングの点検と再評価—クリーブランドクリニックの原則の問題点
大村 裕子
1
1東京オストミーセンター
pp.802-808
発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906046
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ストーマ造設に伴う排泄障害に対してストーマ周囲皮膚にストーマ袋を装着し,排泄物をストーマ袋の中にためる自然排便法・自然排尿法が現在のストーマの標準的な排泄管理法になっている.ストーマ周囲に装具を装着しながら,排泄物による皮膚障害を防いだり,定期的な交換でオストメイトが安心して日常生活を送るためには適切な位置・形状の良い,合併症の少ないストーマが造設されなければならない.そのために術前から1人ひとりのストーマ造設患者に合ったストーマサイトを決定して手術に臨む必要がある.
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