グラフ
生あるかぎりいきいきと—理想の老人医療を求めた,みさき病院のいま
八木 保
1
,
本誌編集室
1親仁会みさき病院
pp.1102-1107
発行日 1998年12月1日
Published Date 1998/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905721
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高齢者にとって本当に必要な医療とはどういうものだろうか?
みさき病院は,現場で高齢者をみてきた医療者の,真剣な問いかけから生まれた.設立法人である親仁会のなかでセンター病院の位置にある米ノ山病院での7年間の実践をもとに,理想の老人病院づくりがはじまったのは10年前のこと.のちに初代院長となる中山壽比古医師(故人)のリーダーシップのもと,看護婦・設計技師・事務がプロジェクトチームを作り,検討に検討を重ねてできた.1991年5月開設.「光と風」のテーマにふさわしく,明るく開放的な建物は来院者を魅きつける.
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