連載 臨床で研究に親しむ・21
1つの事例から研究を進める
金井Pak 雅子
1
1国際医療福祉大学
pp.888-891
発行日 1998年9月1日
Published Date 1998/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905677
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
日々の看護を研究対象とするには
前回までは,統計処理を行ないながら分析する方法を紹介してきました.統計を使っての分析方法のことを,量的分析といいますが,臨床の場ではいつも統計的な処理ができるほど1度にたくさんの対象者がいるとは限りません.日々患者と接している場合など1人ひとりのある状況などについて詳しく検討していくことが求められます.たとえば次の事例をみてみましょう.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.