特集 今,子どもを看護する悩み
小児専門病棟の変遷とそれに伴う課題
小池 伝一
1
,
田中 祥子
1
,
杉山 治代
1
,
今村 法子
1
,
今井 恵
2
1日本赤十字社医療センター小児病棟
2日本赤十字社医療センター看護部
pp.533-537
発行日 1997年6月1日
Published Date 1997/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905359
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はじめに
この十数年の間に小児を取り巻く看護の形態が大きく変化してきた.この形態の変化として,少子化に伴う患児実数の減少,ハイリスク分娩の増加,合併症を持った未熟児や先天性疾患の子どもの増加などが影響を及ぼしている.また,この変化に伴い看護者の役割が推移してきている.
このような現象から,今,小児病棟ではどのような問題をかかえ,今後どのような課題があるのかを明らかにしていく.
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