連載 Bonjour! パリの看護婦さん・2
人工透析看護婦のフランソワーズ・ロングラードさん
奥田 七峰子
1
1アメリカン・ホスピタル・オブ・パリ医療
1American Hospital of Paris
pp.172-175
発行日 1997年2月1日
Published Date 1997/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905280
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腎機能が不全となり,1週間に3日,1日3時間ないしは4時間を機械に拘束されてなんとか生き長らえるという厳しい生活をおくる透析患者さんたち.辛い治療を受けながらも立派に社会復帰を果たしている人もたくさんいます.こんな彼らにとって透析センターの看護婦たちは,いわば生活の大部分を一緒に過ごす仲間のような存在.長年の透析生活でいろいろな合併症と隣り合わせの彼らに,厳しく水分制限を言いわたすのは辛い役目であるに違いないでしょう.
今回はパリの透析センター看護婦,フランソワーズ・ロングラードさんにインタビューをし,フランスの透析事情,日本よりはるかにチャンスの多い移植への希望などを聞いてみました.
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