連載 私が外来看護に魅かれる理由・3
さらなる飛躍を求めて
菅原 薫
1
1川井クリニック
pp.1044-1047
発行日 1996年11月1日
Published Date 1996/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905219
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
泌尿器科外来の看護に携わるようになって1年が過ぎていた.私は,2人の先輩看護婦が,専門的な知識や技術を患者指導に生かしている姿を見て,毎日が新しい気づきの連続だった.そのやり取りについては前回で紹介した通りだ.
外来患者というと一見病状の比較的軽い人たちばかりに見えるが,なかには回復の見込みのない人たちも通院していた.今回は,末期がん患者とその家族へのかかわりの様子や,外来看護婦としてひとり立ちするきっかけとなった眼科外来での取り組みの様子を紹介する.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.