特集 ケアマネジャーとしての看護婦
退院への中継点—セルフケア病棟におけるケアマネジメント
葭田 美知子
1
,
根本 ふみ
2
1上都賀総合病院・地域医療課
2上都賀総合病院地域医療科(訪問看護担当)
pp.122-125
発行日 1996年2月1日
Published Date 1996/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905009
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セルフケア病棟の概要
セルフケア病棟は,病院全体を看護,医療こーズと患者個々の疾病の重症度や回復度に合わせて,①集中ケア,②普通ケア,③セルフケア,④外来ケア,⑤長期ケア,⑥ホームケア・外来ケアの6段階に分けて病院の機能編成したものである.
この考え方は,1950年代にアメリカで考えられた.プログレッシブ・ペイシェント・ケア(PPCと略す)といわれ,日本においては,1977年筑波大学病院にはじめて用いられている.
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