連載 カラーグラフ
このひと'95
松本憙貢美さん—ケア・ホテルの開設が夢−1343坪の土地取得までこぎつけました
pp.857
発行日 1995年9月1日
Published Date 1995/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904892
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松本憙貢美さんは,長崎県天草の看護専門学校を卒業後,地元のリハビリ専門病院にご勤務された.上京されてからは,日大光が丘病院などのほか,規模を問わず数か所の病院を経験されている.現在は,トータルなケア提供施設を目ざす『ホスピス』(社名)を設立し,長年の夢の実現に向けて手腕を奮われている.
会社設立の契機は十数年前にさかのぼる.高齢者の社会的入院という現実のただなかに看護婦として身をおきつつ,松本さんがやらなくてはとお考えになったのは,ケアの行きとどいたリハビリホームを開設することであったという.その後,ケアの場として在宅の重要性が強調されるなか,松本さんのプランも,ケアつきの滞在型ホテルの開設へと発展し,現在では退所後の訪問看護をもトータルに担う壮大なスケールのプランとなっている.
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