連載 私がストーマ・ケアに魅かれる理由・1(新連載)
困難を成長の糧に
大村 裕子
1
1東京オストミーセンター
pp.1056-1059
発行日 1994年11月1日
Published Date 1994/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904686
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
昭和50年に慈恵高等看護学院を卒業し,看護婦になってから,そろそろ20年が過ぎようとしています.この20年を振り返ってみますと,随分良い仕事に恵まれた時代だったと思います.
それは仕事の中で自分を成長させるチャンスが何度かあったからです.その1つは米国のET(Enterostomal Therapist)コースを受けるために留学したこと,そしてもう1つは去る6月25日から7月1日まで横浜国際会議場「パシフィコ横浜」で開催された第10回国際ストーマリハビリテーション学会の事務局長を務めさせて頂いたことでした.この他にも多くの貴重な経験をしましたが,何か新しい仕事に挑戦してみると,それが大変なものであるほど自分にとってプラスになることが多く,その後に大きな可能性が拡がることを身をもって体験してきました.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.