連載 [リレーレポート]いきいき看護研究・8
—小倉第一病院—QOL改善につながる看護研究
隈本 博幸
1
1小倉第一病院
pp.454-457
発行日 1994年5月1日
Published Date 1994/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904544
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当院は,1972(昭和47)年12月,北九州市小倉北区に,完全社会復帰を目的とした透析専門の診療所として開院し,その後1985年には小倉第一病院と改組し,今日に至っている.診療科目は内科で,人工腎臓による血液透析患者約300名(同時透析104床)の透析を中心に内科的腎疾患,糖尿病疾患の専門病院である.職員数約85名で,常勤医師4名,看護職員49名,その他である.
外来患者は1日平均125名で,そのうち95%以上が透析療法に来院する患者であり,ほとんど予約制である.入院許可病床80床,基準看護は特2類であり,平均入院患者は55名で,そのほとんどが透析関連の疾病で入院している.看護婦の勤務体制は透析室を除いて3交替勤務である.
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