特集 伝えたい—伝わらない—患者と医療者のコミュニケーション
看護婦の思いを私たちに知らせてほしい
向井 承子
pp.418-419
発行日 1994年5月1日
Published Date 1994/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904535
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私は死にかけた体をICUでお世話になったことがあります,その他にも2回ほど死にかけた体験がございます.また,子どもだけで入院18回,骨粗鬆症で寝たきりの母親が現在寝たきりで25年目,父が7年前に膵臓がんで亡くなり,ターミナルケアの経験もあります.リビングルームにいるよりは病院で介護をしていたり,在宅で介護をしている時間のほうが遥かに長いわけです.いつも近くにいらしたのが,ナースの方々です.医師はナースを近景とすると,遠景の人のような感じでした.
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