連載 Letter from ワシントン・第1報【新連載】
日本からの脱出
美智子 レンデンマン
Michiko Lendenmann
pp.360-363
発行日 1994年4月1日
Published Date 1994/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904518
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アニバサリー10
私がアメリカに移り住むようになって,昨年,1993年8月でちょうど10年がたちました.同じワシントンD. C. で働く友人のリサも,教育者として10年を迎えました.2人でその日を記念して,ステキなレストランで昼食をとり,ささやかなお祝いをしました.
私は今,アメリカで,ハンディキャップを持った子どもたちの行く私立の学校,セントジョーンズコミュニティサービスというところで,看護婦として働いています.この学校で働くメンバーは教師,SW,PT,OT,ST,そして看護婦です.その内容についてはまた改めてお便りしたいと思いますが,脳性麻痺,知恵遅れ,妊娠中のドラッグの影響による障害などを持つ子どもたちの多くは,片親であり,黒人が多いというのが特徴です.
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