フロントライン 2002 老人看護
痛みは5番目のバイタルサインである—(2)高齢者の慢性的な痛みの治療とケアプラン
Andrea S. Schreiner
1
,
守本 とも子
2
,
俵 由美子
2
1日本赤十字九州国際看護大学
2広島国際大学保健医療学部
pp.165-171
発行日 2002年2月1日
Published Date 2002/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903905
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STEP 1.痛みの治療とケアプラン
入所者の痛みの部位,激しさ,他の特徴を決定し「痛みの初期アセスメントツール」(本論文(1)表5,本誌66巻1号を参照)に記入したあと,看護者は,医師と痛みの管理の選択肢を協議する.ほとんどの専門家が,痛みの治療に薬物非薬物的介入を組み合せることに賛成している.非薬物的介入とは,すなわち,理学療法リハビリテーションやリラクセーションといった薬物を使用しない治療である.ケアプランは痛みの治療に対するこれら2つの主なアプローチを統合したものであるべきである.
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