連載 多職種ライブ—排泄を事例で考える・1【新連載】
なぜ,膀胱ろう・人工肛門という選択肢を選べなかったか?
排泄を考える会
pp.352-357
発行日 2001年4月1日
Published Date 2001/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903713
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今年より官庁が縦割り行政を改善するために統合されましたが,お役所に限らず,医療の世界でも隙間に落ちて苦しんでいる患者さんはたくさんいます.
特に排泄はそれそのものが隙間といえますが,さらに尿・便,性,年齢等で科別に区別されています.しかし生活という視点でみれば排泄はひとつのこと.なんとか,その厚い壁をブレイクスルーしたいと常々感じているメンバーが集まり「排泄を考える会」を設立しました、グループの愛称はビーナス(金星).これは失禁の反対語の禁制をもじり,かつ綺羅星のごとくスマートにという意味合い(グループへの連絡は文末のコラム参照).
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