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ゼロからはじめる看護研究第2回
ルール無視は怪我のもと—研究についての学習事始め—ナーシング・リサーチ・ネットワーク
pp.164-167
発行日 2000年2月1日
Published Date 2000/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903408
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前回は,研究をはじめるきっかけについて考えました.そして,そのきっかけは「なんでもよい」というのが,私たちの結論でした.今回は,一歩進んで「研究についてどう教わったか?
これから何をどう学べばよいのか?」です.このテーマを聞いてすぐに「研究は大学院で教わり,行なうもの」「研究については教わっていない(だからできなくて当然)」と考える方も少なくないと思います.一方で,そうとばかりは言っておれないと,はやる気持ちの方もおられるでしょう.研究こそが,日頃めざしているケアの向上を確かにサポートしてくれるものなのだと気づいた看護婦・看護士は,研究を回避する言い訳を捨て,「やるしかない」と思われるはず.私たちは,そんな皆さんを応援したい.
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