ズームイン
訪問看護を採算性あるものに—診医療報酬の分析から実証した稲田登戸病院訪問看護室
pp.256-258
発行日 1992年3月1日
Published Date 1992/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900588
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高齢社会の医療の方向として厚生省は,長期入院の是正と在宅医療の推進を打ち出した.在宅医療は果たしてどれほど定着したのだろうか.かつて,地域医療を支えてきたのは,いわゆる開業医であった.ところが患者や国民の大病院指向,専門性指向,また高度医療の進展の中で医師の地域における活躍が次第に薄れ,在宅医療が不採算部門の1つと見られてきたことも一因.採算性の裏付けがなされれば,在宅医療はもっと進展していただろう.
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