特集 訪問看護・2—地域ケアを目指して
インタビュー/いま訪問看護婦に問われるケアの質と援助姿勢とは?
島田 妙子
1
,
本誌
1東京白十字病院
pp.1107-1115
発行日 1983年10月1日
Published Date 1983/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919963
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訪問看護ではあくまでも家族が主役,看護婦に主導権を渡した時は家族は何もしなくなりますね.
本誌 東京白十字病院が訪問看護を始めて,もう12年になりますが,その間どのような変化がありましたか.
島田 始めたころは,だれもやってなかったといっても言いすぎではないぐらいでしたから,いまやっていることがすべてオリジナルという感じで,周りの人たちとうまく協調していきながら,訪問看護をどう生かしていくかに気を遣いました,例えば開業医の先生にとっては訪問看護というのは何か突飛なこと,出すぎたことであったりして,どう理解してもらうかということもその1つでした.
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