研究と報告
末期患者の家族に行なう看護面接の方法と効果
岸本 みくに
1
,
大滝 ひろみ
2
1淀川キリスト教病院看護部
2淀川キリスト教病院西5階病棟
pp.1207-1212
発行日 1990年12月1日
Published Date 1990/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900281
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はじめに
人は誰でも,家族に囲まれた中での静かで苦痛のない死を願う.死に至る病を得て予期される死を迎えつつある患者が,無理な延命手段を受けることなく,家族が見守る中で静かに最期を迎えるようにするためには,ナースは様々な条件を整えなければならない.
そのためには,ナースは患者だけでなく家族にも日頃からかかわり,そのニーズ,特に悲嘆の状態をよく知っている必要がある.
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